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2021.10.06
リハプライド富雄のカーペットはなぜ赤いのか?
リハプライド富雄に来られた方はみんな、鮮やかな赤色の床に驚かれます。
美しいワインレッドには「人生のレッドカーペットを歩んでもらいたい」との想いを込めていますが、
実は、それ以外にも秘密があるのです。
プロのカラーアナリスト・桶村久美子さんに依頼して1677万色の中から
パワーリハビリに最もふさわしい色、そしてここにいるだけで若返る色を選んでもらいました。
「リハブライド富雄」で使用した3色「赤・ピンク・青」の不思議な力を紹介します。
まずカーペットの赤(ワインレッド)です。
赤は波長が長い電磁波で一番エネルギーが強く、皮膚に16ミリも浸透する元気になる色です。
赤は暖色の代表色で、血流を良くしたり血圧を上げることや、興奮色としてやる気にさせたり、気持ちを奮い立たせる作用があります。
施設にやってきて、この赤を眺めるだけでマシントレーニングをするモードに無意識に突入するのです。
そして壁のピンクは、若返り効果があります。
赤に白を混ぜて生まれる色で、赤のエネルギーを少し柔らかくしてくれます。
ピンクには幸せのイメージがあり、女性がピンクに囲まれて生活すると小じわが消えて愛らしくなるそうです。
これはアメリカの学会で、ピンクが女性ホルモンの分泌を促す色であるという報告があるからです。
リハプライド富雄ではトレーニングエリアの壁紙の色をすべてピンクにしています。
実は天井の色も壁紙より少し薄いピンクにしてグラデーションをつけているんです。
桶村さんは、この施設で過ごすだけで3歳は若返るといいます。
最後はリハビリ用の器具の青。
青は沈静色であり寒色の代表色ですが、心を穏やかにして、血圧を下げてくれる作用があります。
この3色で、赤のカーペットを見てやる気を出し、リハビリするとピンクの壁の色で幸せな気分になり、
器具の青でリラックスして運動が出来るという意味で提案しました。
このようにリハプライド富雄は、パワーリハビリに集中して取り組んでいただくために、一つ一つの色にもこだわっているのです。
桶村 久美子(おけむら くみこ)プロフィール
米国カラーミーアシーズン社認定カラーアナリスト、文部科学省認定1級色彩コーディネータ。化粧品の商品開発や老人ホームなどの色彩を手掛ける。著書は電子書籍「似合う色がわかる本Version2」「きれいになる色の魔法」(2冊共にKADOKAWA)
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